大阪芸術大学短期大学部通信教育部(科目履修生)で保育士を目指す
地元でもスクーリングが受けられました。
自分の住んでいるところからわざわざ大阪まで授業を受けに行かなくても良かったことが1番の理由です。
科目履修生だったので、受験も特に試験はなかったので、書類選考で入学できました。
スクーリング
スクーリングは2、3か月に1度でした。
いつも週末の土・日でしたので、平日仕事に行き、週末スクーリングや試験を受けていました。
私はすべてスクーリングを地元で受けることができました。
通学方法は電車・徒歩で1時間ほどです。
授業の進め方は、大学の先生が資料や教科書を使ってとても分かりやすかったです。
教科書は入学時に資料が送付され、自分で書店で購入する、というものでした。
学生の年齢層は20代が多かったです。専門学生が多かったです。
ほかにも、40代50代の方たちもおられ、年齢層は幅が広かったです。
学んだ内容は、保育士資格を取得するための授業でした。児童福祉や心理学、保育内容総論、などでした。
実技の授業もありました。ピアノ・歌唱の実技、テストもあり、みんなの前で歌うこともしました。
その日のスクーリングまでに、フェルトなどで、自分指人形を作ってくる、という課題もあったりしました。
勉強の仕方・単位修得方法
私は幼保特例プログラム(科目履修生)だったので、いくつかの科目の単位を取得すれば自動的に終了、保育士資格を取得できました。
1科目ずつ課題が出されレポートを提出し、スクーリングを受けて試験を受けたりしました。
課題は、課題集の本が送られて、その中から自分で課題を確認するというかたちでした。
平日は仕事をしてくたくただったので、スクーリングなどがない土曜日・日曜日にレポートを書いたり、課題に取り組んだりしました。
試験前には教科書をとにかく読み込んで、頭に入れて試験に臨みました。
保育士資格が取得できたところ、先生も親しみやすい方が多く大満足
1番満足していることは無事に単位を取得して、保育士資格という一生ものを取得できたことです。
次に、資格をただ取るだけでなく、その場で同じ目標に向かって頑張る仲間もできました。
最初は1人で入学し、不安な中でしたが、同じように1人で地方からきている方たちや、自分より年齢も高い方と交流できて、悩みも共有しながらとてもいい環境で勉強できたと思っています。
卒業した今でもその方たちとは交流がありますし、同業者として励ましあっていける仲です。
忙しいときモチベーションを保つのは難しい
平日は幼稚園で幼稚園教諭の仕事をしていて、週末スクーリングや試験、という生活をしていました。
もちろん毎週ではなかったのですが、普段の仕事の準備も週末やらないといけないときもあるので、仕事が忙しいときに週末試験となったりすると、大変でした。
準備不足のまま試験に臨み、不合格だったことも何度かありました。
試験を受けるのにもお金がかかっていますし、再試験を受けるための手続きも郵送で何日かかかったりしたので、そういった点は大変でした。
やる気を失いかけたときもありました。
大阪芸術短期大学の幼保特例はこんな人におすすめ!
地方に住んでいて、なかなか大学のキャンパスがある大阪や東京に再々行くのは難しい、という方におすすめします。
スクーリングは1日で終わらないことももちろんありますので、何日もホテルに泊まる、となれば金銭的にも大変です。
当時は、まだ小さい子を育てながらの保育士資格の取得を目指していたので、泊まりでスクーリングなんてとても難しい状況でした。
地方でスクーリングや試験が受けられたからこそ、資格が取れたのだと思っています。
保育士資格を生かして保育園へ転職した
もともと務めていた幼稚園では、正規の職員になる道はほとんどありませんでした。
これからの時代は、幼保連携の時代になってくるので、幼稚園教諭の資格と保育士の資格が両方あった方が有利という話を聞き、キャリアアップのためにも資格を取得しました。
いざ保育士の資格を取ってみると、保育園でも働けるので就職の幅はすごく広がりました。
正規の職員としてしっかりお仕事がしたいなと思った私は、正規の職員として転職活動をし、保育士となりました。
保育士の知識は子育てにも役立っています。
幼保特例で保育士資格を取得した30代女性の体験談