斜里町と知床半島の歴史や自然、動植物などを紹介する知床博物館で、学芸員としてさまざまな業務に携わっています。
たとえば、団体のお客さまを対象とした展示解説をはじめ、館内で行う展示や講座の企画、さらにこの夏には大がかりな特別展示があり、ちょうどその準備が始まろうとしているところです。
それ以外にも、遺跡の発掘調査など、仕事を通して地域の歴史や数千年前の人びとの生活に触れることができ、考古学が好きでこの道へ進んだこともあって、毎日が充実しています。
しかも、博物館には貴重な資料が保管してあり、それらを自由に閲覧できるのも大きなメリット。北海道ならではのアイヌ文化を研究したいという目標も生まれました。
*リクナビ進学より引用
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学芸員の仕事は、簡単に言うと「何でも屋」です。遺跡や史料の研究はもちろん、研究した成果を、子どもから高齢者まですべての人が楽しめるような言葉や図で表現しなくてはなりません。
また、それを見ていただくための展覧会などの企画・準備もしなくてはなりません。事務処理能力も必要です。だから何でも屋。
*リクナビ進学より引用
長野県信濃美術館には郷土作家の作品が、併設する東山魁夷館には日本画家・東山魁夷の作品が収蔵されています。
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ここで学芸員として働く私の使命は、100年後、200年後も、ここにある絵画を今と同じ状態に保ち、後世に伝えること。そのため、作品のわずかな汚れや絵の具の落ちなどをチェックする保存・管理は重要な仕事です。ほかに展覧会の企画・運営、会場のレイアウト、作品の解説文づくり、地域の小学校への出張講座なども担当。
これだけ日常的に絵画に触れていても、世の中には私の知らない作品が無数にあります。それに出会い、作品が訴えているものを感じとり、自分の内側に取り入れることができたとき、いつも大きな喜びを感じます。
*リクナビ進学より引用