LEC東京リーガルマインド大学を選んだ理由

大学が工学部卒業であり、最初に勤務した先が、電気電子機器開発部門の特許関係業務を扱い、
まずは法律に関する基礎知識を勉強して、後に弁理士や特許関係の資格も取得したいと考え、
当時勤務していた会社やその会社の寮から近かったため、通信制のLEC東京リーガルマインド大学を選択しました。
スクーリングに通学不要
大学のスクーリングについては、個室で講義を聴講して、定期的にレポートや試験を受ける形式でした。
わたしの勉強方法

勉強の仕方は、基本的に個別の机で講義を聴講して、定期的にレポートや試験を受ける形式でしたが、当時の会社の寮から一番近かった横浜校をもっとも多く利用しました。
講義内容によっては、東京本校に通った記憶があります。出張時も各地域にあるLEC校を最大限に活用して、大学の講義が聴講可能だったので便利でした。
単位修得に関しては、残念ながら、日本国憲法等の最初の基本的なところしか修得出来ず、途中で海外転勤になり、中退しました。

海外転勤のため中退、大学自体がなくなり復学できず…

海外転勤で勉強が出来なくなり卒業できなかったのと、大学自体がなくなってしまったので、後悔が残っています。
最初にLEC大学を選んだ理由は、前述したとおり、理系出身の私が、メーカの開発部門の特許関係業務に配属されて、
特許法や知的財産権や著作権法や意匠法や商標法や国際特許条例等と言ったどちらかと言うと、
今まで学んできた工学とは違った専門外の各種法律と法律そのものの概念や体系の基礎から、大学と言うレベル環境で勉強してみたかったという点と、
その後は、特許関係の道で資格を取得して生きていこうと思っていましたので、勤務先や周辺にLECがあって、勉強しやすいと思ったからでした。
想像以上に難易度が高かった

法律そのものの概念や今後進みたかった特許関係の法律の知識が非常にマニアックだったところです。
最初に焦ってしまったのは、法律と言うものが工学とは全く別物であったことです。
法律的な呼び方、例えば、もんごん(文言)等は慣れることが出来ませんでした。
また、とにかく学ぶ法律の量が半端なかったこと、また法律も特許と言う非常に専門的な分野であったことも難しいと感じました。
法学は、当然その法律の意図を理解しながら覚えるのでしょうけど、結果としては、各条文をひたすら暗記しなければならない学問であることがわかりました。
元々、私は理系科目が得意で、ものを作るのが好きだったので、大学で工学部を選択した時と同じように、事務方業務でしかも特許関係の業務が、(後に転職して、完全に開発設計実務側の仕事になりますが、)自分には合わないのではないかと気が付き始めた時期でした。

LEC東京リーガルマインド大学はすでに閉校

私が通っていたLEC大学は既に消滅してしまったようで、今はもうありません。
よって、おススメしたくてもできないというのが実状です。同じ通信制でも、もっとちゃんとした大学を選んだ方が良かったと後悔しているのが本音です。
結果として、特許関係の道はあきらめましたが、今にして思えば、ただ近いからとか、誰でも受け入れてくれそうだからと言った安易な考えで、LEC大学を選択して、入学してしまった自分も馬鹿だったと悔やんでいます。
でももう無くなったので、逆にこれからの皆さんには、通信制も、ちゃんとした大学で学んでほしいと思います。
大学での学びを活かすことが出来ませんでした。

当時は特許関係の法律を修得して、その道を進みたかった時代もあり、その時に通信制LEC大学を選択しましたが、会社都合による海外転勤などもありましたが、結果として、元々の勉強していた工学系専門職の道に進む決意をしました。
その後、会社は別の会社に転職しましたが、前の会社も転職先でも電気関係の開発設計部門にいて、従事している内容はほぼ同じであるため、製品開発に欠かせない、
特許関係の調査や法律に関しては、何も知識のない人よりは知識があるので、やっていたことは無駄ではなかったと思っています。
40代男性の体験談