グロービス経営大学院を選んだ理由
仕事で忙しい中、通信教育で経営や組織マネジメント等に関するスキルを広範的に学べるため。単科での受講でしたが、単科で得た単位も将来的にはMBAの取得に繋がることが魅力でした。
スクーリングの制度が充実していたこともグロービス経営大学院を選んだ理由になります。
スクーリング
完全オンラインで単位取得が認められる科目と、スクーリングとオンラインの両方が認められる科目と、完全スクーリングだけの科目と三種類がありました。
スクーリングの拠点(キャンパス)は、仙台、東京、名古屋の三拠点がありました。単位取得には授業の出席が必須でしたが、どの拠点を選んでも大丈夫でした。
単位取得方法
予習に関しては週に6時間程度の時間を要しました。
予習段階で一定程度の成果物を出す必要があったので、内容によってはかなり苦労することもありました。
授業での評価は発言の量と質で決まり、いかに授業の中で、他の受講者の学習効率を高められたか、が重要な指標になります。
どんな発言でも先生や他の学生が拾ってくれるので、まず発言することが大事だと思います。
レベルの高い授業に大満足
ビジネスの一線で活躍している人が講師を務めているので、すぐに仕事で応用可能な知識を身に着けることができたのが良かったです。
具体的には、会計の単科講座を受けていたのですが、教科書的な話ではなく、自分達の実生活や実体験、そしてビジネスに即した話で進められたことが魅力でした。
また、スクーリング形式の授業の中でのディスカッションを通して、ビジネスのコネクションだけに限らない友人ができたことも魅力の一つです。
仕事との両立に一苦労
授業が予習をしていること前提で進められるので、予習の時間を確保することが必須になるのですが、その時間を普段の仕事の中で確保することが大変でした。
また、会計の授業の内容も入門とは言え決して簡単なものではなく、会計の業務経験や大学の専攻なども影響してくるところがあり、文学部出身の自分には苦しいところがありました。短期間での集中講座のような形になるため、その時間さえコミットすれば良いのですが、その短時間でのコミットを確保することも容易ではないのが今の働く人の環境だと思います。
グロービス経営大学院はこんな人におすすめ!
グロービス独特の風土(ビジネスで成功して何ぼ)的な価値観があるので、それを好ましいと思うか、好ましく思わないか、というところで評価が分かれると思います。
ビジネスのスケールや、自分の昇進・出世について貪欲な人はものすごく合うと思いますが、単に何かについて、深くアカデミックに学びたいという人には必ずしも合うわけではないと感じます。
授業そのものは充実しており、メンターによるアフターフォローもしっかりしているので、学ぶ環境自体は良いです。
選択した授業の専門知識を身に着けることができた
会計の単科講座の受講だったため、資格を取得することはできませんでしたが、今回取得した単位も、今後MBA取得を本気で考えた場合の単位として認められることが、今後に活かせることの一つになると思います。
何よりも、今まで理解が及ばなかった会計に関する実務的な知識を身に着けることができたのが一番の武器だと考えています。
また、この学びの場で友人と出会えたこと、その友人と新しいことを始めることができていることが何よりもの財産だと思います。